大人の社会見学ニュース
いまだその生態は研究途上にある神奈川県藤沢市にある新江ノ島水族館では2015年9月30日まで「楽しく知って守ろう 相模湾からマリアナ海溝へ〜調査で分かったニホンウナギの一生」のイベントを開催している。日本人と食生活では深く関わってきてはいるもののウナギは古…
いまだその生態は研究途上にある
神奈川県藤沢市にある新江ノ島水族館では2015年9月30日まで「楽しく知って守ろう 相模湾からマリアナ海溝へ〜調査で分かったニホンウナギの一生」のイベントを開催している。日本人と食生活では深く関わってきてはいるものの
ウナギは古くから日本の食文化へ深い関わりを持っている。よく知られたところでは、江戸時代のコピーライターとも称される蘭学者の平賀源内が、夏のウナギの売り上げを伸ばすために考えたという土用の丑の日にウナギを食すという習慣である。一方、ウナギの生態はこれまで謎とされており、2009年にやっと天然の卵の発見がなされたという事例がそれを端的に表している。
そのせいもあり、2014年にウナギの中でもニホンウナギが2014年にレッドデータブックへ絶滅危惧種として掲載され、現在野生動物の国際取引を規制するワシントン条約の参考ともなっているために、絶滅も心配されている。
そのため9月の企画展では、ウナギの研究で有名な日本大学の塚本勝巳教授を中心として作られた「うなぎプラネット」の協力のもと、ウナギの不思議な一生および、ウナギの今後について分かりやすく紹介するとしている。
営業時間など
新江ノ島水族館は年中無休で、2015年9月18日までは9:00から20:00まで、9月19日から23日までは8:00から20:00のまで、9月24日から10月16日までは9:00から20:00までの営業となっている。いずれも最終入場は営業終了時間の1時間前までである。(画像は新江ノ島水族館ホームページより)
▼外部リンク
新江ノ島水族館 イベント
http://www.enosui.com/
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