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なぜ婚活ブームがやってきたのか現代日本は婚活ブーム真っ只中。これには様々な時代背景が考えられます。
結婚率という言葉をご存知でしょうか。婚姻率とも呼ばれ、人口全体における結婚の発生頻度を表している指標です。国勢調査によって調査されており、通常では…
なぜ婚活ブームがやってきたのか
現代日本は婚活ブーム真っ只中。これには様々な時代背景が考えられます。結婚率という言葉をご存知でしょうか。婚姻率とも呼ばれ、人口全体における結婚の発生頻度を表している指標です。国勢調査によって調査されており、通常では人口1,000人当たりの婚姻件数として表されています。
1970年から1974年頃までは結婚率が10.0以上であったのですが、だんだんと低下傾向にあり2012年には5.3まで低下しています。
また、20代前半の未婚率9割、20代後半では7割と高いのですが、30代の未婚率は半分程度になります。
結婚率は低下しているものの、結婚したいと考えている人が多いから婚活ブームは起こっているはずです。
今回はなぜこんなにも婚活が流行しているのか考えてみましょう。
現代女性は忙しすぎる
婚活が流行している理由のひとつに働く女性の増加が考えられます。女性の社会進出は素晴らしいことなのですが、現代女性は忙しすぎるような気がします。もちろん、仕事で忙しいのは女性だけではなく男性も同様なのですが、仕事に趣味に美容にと多くの女性達はしなければならないことが多いのです。そんな忙しい日々の中でふと気がつくと頼れるパートナーがいないことに気づきます。そのような女性達が大切な人を見つけたいと婚活をしているのではないのでしょうか。
特に人気なのが「街コン」。忙しい大人の女性でも空いた時間に気軽に参加できるところがポイントです。お見合いのようにかしこまったものではなく、気軽に参加できる婚活イベントが増えたことが婚活ブームを加速させている面もあるのでしょう。
職場結婚やお見合い結婚が減少
婚活ブーム到来には別の背景も考えられます。いつからか職場結婚は少なくなりました。職場は仕事をする神聖な場所であり結婚相手を探す場所ではないという考えが浸透してきたからです。趣味で参加するサークルでも同様です。
しかし、社会人になると学生の頃に比べて行動範囲はぐっと限られてしまいます。職場やサークル以外で新たな出会いを探すのはかなり困難です。そこで婚活イベントなどで新しい出会いを探すことになるのです。
また、昔のようにお見合いを世話する世話焼きおばさんがいなくなったことも婚活の流行に一役買っているのではないでしょうか。
昔はいましたよね、世話焼きおばさん。結婚適齢期の独身者がいると聞けば嬉々としてお見合いをセッティングしてくれるおばさん。地域や親戚とのつながりが気迫になってしまった昨今ではお見合い結婚が減少しています。
出会いは探しに行くもの
現在では出会いは待っているものではなく、探しに行くものになりました。恋愛結婚は甘い響きがありますが、自分が理想とする人と自然に出会えるまで待たなくてはなりません。もしかした一生出会えない可能性もあります。しかし、婚活によって理想の相手を探しに行けば出会える確率はぐっと高くなるのです。白馬の王子様は待っていてもなかなかやってきません。素敵な王子様を白馬に乗って探しに行く方が効率的です。
自ら素敵な出会いを探しに行く人が増えたことが婚活ブームを引き起こしていると考えられます。
(画像はイメージです)
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