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厚労省 粉ミルクを3か月ごとに検査し結果を公表赤ちゃん用の粉ミルク「明治ステップ」から30.8ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたことで、厚生労働省は粉ミルクを3か月ごとに検査し、結果を公表するとの方針を固めたとの報道がなされている。
厚労省が7??8月…
厚労省 粉ミルクを3か月ごとに検査し結果を公表
赤ちゃん用の粉ミルク「明治ステップ」から30.8ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたことで、厚生労働省は粉ミルクを3か月ごとに検査し、結果を公表するとの方針を固めたとの報道がなされている。厚労省が7??8月、市販の粉ミルク25種類を調べた際は全て検出限界5ベクレル/kg以下だったという。同検査は厚生労働省のサイトにアップされており、国立医薬品食品衛生研究所が検査し、他の乳製品などが50ベクレルを下限として掲載しているのに対し、粉ミルクは5ベクレルとしている。
・食品中の放射性物質の検査結果について(第175報)
3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果(乳製品) 検査結果(PDF:103KB)
・食品中の放射性物質の検査結果について(第164報)
3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果(乳児用調製粉乳)検査結果(PDF:45KB)
3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果(乳製品) 検査結果(PDF:103KB)
・食品中の放射性物質の検査結果について(第164報)
3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果(乳児用調製粉乳)検査結果(PDF:45KB)
粉ミルクについては、とりわけなんらかの理由により母乳を与えたくてもできないお母さんには、赤ちゃんの唯一のといっていい栄養源であり、厳しく検査された安全な物を与えたいと思うのは当然であろうし、厚労省が検査の頻度を上げ数値を公表することは大切だろう。
「7倍おばさん」?松田りえ子食品部長に非難の声
ところが、この当の検査を行う国立医薬品食品衛生研究所の松田りえ子食品部長が、NHKのニュースで、「今回検出された値は国の暫定基準値を下回っているうえ、粉ミルクは7倍くらいに薄めて飲むので、赤ちゃんの健康への影響を心配する必要はないと思う。」(NHK NEWS-WEB 12月6日19時)とコメントして、ネットでは「7倍おばさん」と非難の声がある。@vegecafe24
実にくだらないコメント。だいたい笑顔で話せることなんだろうか?母親にとって日々の食材確保、その心配はもう限界なんです。それに加えて粉ミルク。ミルクをゴクゴク飲む時の子供の顔がどんなに愛おしいか。7倍おばさんの見え透いた嘘、もううんざり。
実にくだらないコメント。だいたい笑顔で話せることなんだろうか?母親にとって日々の食材確保、その心配はもう限界なんです。それに加えて粉ミルク。ミルクをゴクゴク飲む時の子供の顔がどんなに愛おしいか。7倍おばさんの見え透いた嘘、もううんざり。
国立医薬品食品衛生研究所の責任ある立場の人が「笑顔」でする話か?と怒るのはもっともだろう。
今回のケースでは、100ベクレル、200ベクレル、あるいはそれ以上の数値での汚染も有り得た。そのことをメーカーも政府もチェックできないで、4月から市場に出回り6ヶ月以上もの間、赤ちゃんは粉ミルクを飲んできた。こちらは微細なリスクなどではないだろう。「7倍おばさん」は、まずそのことを怒り、当の検査機関に勤める者として、自戒を込めて語るべきだと思う人も多いだろう。
「7倍おばさん」こと松田りえ子さんの発言は、ニューヨークタイムズWEB版の記事、Japanese Tests Find Radiation in Infant Food(日本の検査機関 幼児食品で放射能検出)でも、伝えられている。
Eriko Matsuda, an official at the government-affiliated National Institute of Health Sciences, told the public broadcaster NHK that there was no need for panic because formula is diluted before being fed to babies.
(政府機関・国立健康科学研究所官僚松田りえ子は、公共放送NHKで、粉ミルクは赤ちゃんが飲む前に薄めるのでパニックになることではない、と述べた。)
(政府機関・国立健康科学研究所官僚松田りえ子は、公共放送NHKで、粉ミルクは赤ちゃんが飲む前に薄めるのでパニックになることではない、と述べた。)
アメリカ人は、日本人の「冷静さ」に驚くかもしれない?
▼外部リンク
47NEWS 「市販の粉ミルク定期検査へ セシウム検出で厚労省」 2011/12/09 (共同通信)
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