北海道の自公40代の3新人議員北海道ブロックの5回目は、昭和40〜45年生まれの新人議員3名を取り上げてみた。日本維新の会の高橋美穂氏と、自由民主党の前田一男氏・武部新氏である。うち高橋氏は、北海道で唯一の維新議員だ。 では、インターネットにおける発信力を…

北海道ブロックの5回目は、昭和40〜45年生まれの新人議員3名を取り上げてみた。日本維新の会の高橋美穂氏と、自由民主党の前田一男氏・武部新氏である。うち高橋氏は、北海道で唯一の維新議員だ。

では、インターネットにおける発信力をレポートしよう。

高橋美穂（たかはしみほ）氏は、1965年生まれで、比例北海道ブロック選出の衆議院議員（1期）、元国会議員公設秘書。

高木氏のネットでの発信は、公式サイトとブログ、フェイスブックがある。

公式サイトには「北海道から維新の風を!!」ととうたっているが、コンテンツは、基本情報の他は、1ヶ月以上更新のないブログ「北海道の中心で政策を叫ぶ」と、「政策」のページがある程度で、シンプルな作り。

政策に関しては、「統治機構の作り直し 決定でき、責任を負う統治の仕組みへ」、「経済政策 未来への希望の再構築」、「教育改革 世界水準の教育復活へ」、「社会保障制度改革 持続可能な制度へ」の4項目でそれぞれ150文字程度のコメントが掲載されているが、残念ながら具体的な内容はなく、イメージがつかみにくい。

ブログは更新が止まっているが、一方フェイスブックの方は、この1ヶ月は週に2〜3回ペースで更新がされている。記事は主に写真に簡単なコメントを添えた活動報告となっている。

前田一男（まえだかずお）氏は、1966年生まれで、北海道8区選出の衆議院議員（1期）。伊藤忠商事、北海道庁を経て、2004年に松前町長選に出馬、初当選（2期）。

昨年の衆院選では、北海道8区から出馬してきた民主党の逢坂誠二氏（2期）を破り、国政に転身した。

前田氏のネットでの発信は、公式サイトとサイト内に開設しているブログがある。

公式サイトには、「道南に熱意と責任」と掲げ、主なコンテンツは、基本情報の他、サイト内のブログ、「私の理念・ビジョン」「その質問、お答えします」などのメニューがある。

5つの質問が掲載されており、「なぜ民主党ではダメか？」「今度は自民党に任せても大丈夫？」と、原発、TPP、消費税に関して簡潔にコメントしている。

サイト内に開設しているブログに関しては、活動報告。気さくな口調で文章をつづっており、ほぼ連日更新しているようだ。

更にフェイスブックとツイッターのアカウントがあるようだが、どちらも未だ更新がない。今後が期待される。

武部新（たけべあらた）氏は、1970年生まれで、北海道12区選出の衆議院議員（1期）。父である武部勤元衆議院議員の引退に伴い、出馬した。政治家となる前は、日本興業銀行、シカゴ大学留学を経て、武部勤議員の秘書となり、同議員が自民党幹事長時には、幹事長秘書となっている。

武部氏のネットでの発信は、公式サイトがある。

公式サイトには「ニッポンを新たに！」と「新（あらた）」の文字を強調して掲げている。主なコンテンツは、サイト内のブログ、地元向けの政策として「オホーツク・宗谷を新たにする5つの突破口」、そして前述の前田氏と同様の内容である「ズバッと答える、5つの質問」。

ブログ「あらた日記」は、月2〜3回程度の更新で、活動のフォトアルバムといった印象。フェイスブックも同じく活動報告だが、こちらはプライベートなども含め、軽めのタッチになっている。ただし開設が昨年末であり、まだほとんど記事はない。

ちなみに、武部氏の父・武部勤元衆議院議員である。

（ライター 大久保ゆか）


▼外部リンク

高橋みほ（公式サイト）
http://www.takahashi-miho.jp/
高橋みほ 北海道の中心で政策をさけぶ（ブログ）
http://ameblo.jp/takahashimiho/
高橋美穂 フェイスブック
http://www.facebook.com/miho.takahashi.79219

前田一男 オフィシャルWebサイト
http://www.maedakazuo.jp/
前田一男 ブログ（上記サイト内）
http://www.maedakazuo.jp/blog/

武部新 公式サイト
http://takebe-arata.com/
武部新 フェイスブック
https://www.facebook.com/takebearata