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2013/01/27

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外務大臣政務官第2次安倍内閣を紹介する連載第8回目は、外務省の2回目。前回の大臣・副大臣に続き、政務官3名を取り上げる。 外務大臣は、ニュース映像などで目にする機会も多いかと思うが、政務官も大きな働きが期待される重要ポスト。そもそも、政務官とは、当選…


外務大臣政務官
第2次安倍内閣を紹介する連載第8回目は、外務省の2回目。前回の大臣・副大臣に続き、政務官3名を取り上げる。

外務大臣は、ニュース映像などで目にする機会も多いかと思うが、政務官も大きな働きが期待される重要ポスト。そもそも、政務官とは、当選回数が少ない、適材適所の実力者の登用とされている。

では、久々の自民党の外務大臣政務官3氏のインターネットにおける発信力をレポートしよう。

外務大臣政務官 阿部俊子氏のネット発信
自民党の阿部俊子(あべとしこ)氏は、1959年生まれで、比例中国ブロック選出の衆議院議員(3期)。介護を学び、アメリカで博士課程を修了、日本看護協会副会長なども務めている。政治家への転身は2005年、衆院選に初出馬・初当選している。

阿部氏のネットでの発信は公式サイト、サイト内に設置しているブログ、フェイスブック、ツイッターと多彩である。

公式サイトは、「政策を考えるページ」という名称となっているが、残念ながら「活動紹介」内のブログが中心のように見える。「政策・ビジョン」は1ページあるのみで、しかも選挙前のもの、「政策資料室」は準備中となっているからである。

フォトギャラリーを別に設けているため、ブログは文章中心で、昨年11月までは連日のように更新があった。残念ながら選挙後以降の更新は1月15日の記事のみ。政務官を拝命したという決意表明をつづっている。

日々の活動報告は、この1ヶ月に関してはフェイスブックやツイッターの方がリアルタイム性があり、積極的に発信していると言えるだろう。ツイートの方は、フェイスブックにも転載されるので、フェイスブックを利用している人なら、両方を見る必要はなさそうだ。

ちなみに、フェイスブックに参加したのは昨年7月であり、タイムラインには「フェイスブックに参加しました」と「結婚しました」が同日になっている。

外務大臣政務官 城内実氏のネット発信
自民党の城内実(きうちみのる)氏は、1965年生まれで、静岡7区選出の衆議院議員(3期)。外務省に入省し、在ドイツ日本国大使館勤務なども経験している。

2002年に外務省を退官、翌03年の衆院選に初出馬・初当選し、政治家に転身。郵政民営化法案に反対票を投じたため、自民党を離党、05年の選挙では無所属で出馬し、落選。09年の選挙で国政に復帰、昨年5月に自民党に復党した。

城内氏のネットでの発信は、公式サイトとサイト内に設置しているブログがある。

公式サイトは、「国家国民のため信念を貫く男」としている。また選挙前、選挙後の動画をアップしており、自身の言葉でメッセージを発信している。さらに、この動画はヘッダー部に貼り付けているため、各コンテンツのページにも常に表示されている。

コンテンツは、「政策・理念」、準備中の「活動」、メディアに寄稿している文章をアップした「読み物」、メディア出演や活動報告などの「動画」、そしてサイト内に設置されている「ブログ」がある。

このブログは発信の中心の場となっているようで、週に3〜4回更新と、積極的である。内容は、活動報告、政治、コラム、お知らせの他、子育て日記というカテゴリーもあり、硬軟とり混ぜた内容となっている。

興味深いのは、このブログには多くのコメントが寄せられていることである。城内氏がアルジェリアでの活動が報道されている、この数日にコメントが特に多いのは当然のことかもしれないが、それ以前にも、コメントが10件前後投稿されており、しかも長い文章のものが多く、さまざまな意見なども寄せる人もいるようだ。

ちなみに昨年5月には初著書『政治家の裏事情』(幻冬舎刊)を上梓している。

外務大臣政務官 若林健太氏のネット発信
自民党の若林健太(わかばやしけんた)氏は、1964年生まれで、長野選出の参議院議員(1期)。公認会計士として事務所を開設、長野青年会議所理事長を務めた。2007年より議員秘書となり、2010年に参議院選挙に初出馬・初当選した。

若林氏のネットでの発信は、公式サイト、サイト内に設置しているブログ、フェイスブック、ツイッターがある。

若林氏は、「まっすぐ!」をキャッチコピーとしているようで、ブログやフェイスブック、「政策・理念」にも「まっすぐ」を掲げている。

具体的には、「地域再生へ まっすぐ」「子育て支援へ まっすぐ」「安心の暮らしへ まっすぐ」「環境共生へ まっすぐ」「平和な日本へ まっすぐ」の5項目。さらに項目ごとに詳細と政策を掲載したページがあり、具体的に踏み込んだ政策を掲げているようだ。

ブログは、ほぼ毎日更新。公的な文章というよりも、日記的に率直な表現でつづられており、気軽な感覚で興味深く読むことができる。特に1月中旬は南米へと出張していた様子が写真とともに報告しており、一見の価値はあるだろう。

ブログはサイト内に設置されているが、フェイスブックにも更新情報がアップされている。さらにこちらにはリアルタイムの記事の更新や写真のアップなどもあるので、フェイスブックだけをチェックしていても十分のようだ。

さらにツイッターも利用しており、こちらは朝の挨拶ツイートといった印象だ。

ちなみに、若林氏の父は、環境大臣・農林水産大臣を務めた若林正俊氏。

(ライター 大久保ゆか)

▼外部リンク

あべ俊子と政策を考えるページ(公式サイト)
http://abetoshiko.com/
あべ俊子 ブログ(上記サイト内)
http://abetoshiko.com/activity/abeblog/
あべ俊子 フェイスブック
http://www.facebook.com/toshiko.abe.313
あべ俊子 ツイッター
https://twitter.com/abetoshiko

城内実 オフィシャルサイト
http://www.m-kiuchi.com/
城内実 ブログ(上記サイト内)
http://www.m-kiuchi.com/blog/

若林けんたのオフィシャルサイト
http://wakabayashikenta.com/
まっすぐ!ブログ(上記サイト内)
http://wakabayashikenta.com/contents/kentablog/
若林健太「まっすぐ」ページ(フェイスブック)
http://www.facebook.com/wakabayashikenta
若林健太 ツイッター
https://twitter.com/kenta_waka






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