ニーダーザクセン州議会選挙の候補に元ファーストレディのドリス・シュレーダー＝ケプフ、ゲアハルト・シュレーダー元独首相の妻は、2013年に実施されるニーダーザクセン州の州議会選挙に立候補するつもりである。このことは、9日、多数の新聞で報じられた。 48歳の…

元ファーストレディのドリス・シュレーダー＝ケプフ、ゲアハルト・シュレーダー元独首相の妻は、2013年に実施されるニーダーザクセン州の州議会選挙に立候補するつもりである。このことは、9日、多数の新聞で報じられた。

48歳の元ファーストレディは、ハノーファー＝デーレン選挙区で直接候補者としてニーダーザクセン州議会に立候補する。だが、社会民主党（SPD）からの指名を受けるには、まず、1994年から議員をしているジグリット・ロイシュナーに対し、決選投票に勝たなければならない。

シュレーダー＝ケプフは、これまでのところニーダーザクセン州で州の政治にはかかわっていないが、長期にわたって社会的プロジェクトに関与し、2011年1月から、老舗百貨店カールシュタットの監査役員を務めている。

とりわけ、セレブ要因は大きな助けになるはずだ。SPDのトップ候補者で現ハノーファー市長のシュテファン・ヴァイルは、ロイシュナーはシュレーダー＝ケプフに対し、ほとんどチャンスがないと見ている。

「ビルト紙（Bild）」の報告によれば、すでに4年前に一度、SPDから州議会選挙の候補者として打診があったらしい。当時、彼女は2人の養子が幼いことを理由に拒否。実際今回も、ハノーファーの地区長から打診を受けての立候補である。

2013年1月20日の議会選挙の立候補の邪魔になっているものはほとんどないといっていいだろう。シュレーダー＝ケプフは、本当にSPDのために何か動かしてくれるかもしれない。前回の州議会選挙では、キリスト教民主同盟（CDU）の候補者が有権者の支持率を42％得たのに対し、SPDは32％しか獲得できなかった。

元首相の横で、政治の世界を見てきたシュレーダー＝ケプフ。彼女がどこまでやれるか見ものである。

▼外部リンク

フォークス誌（Focus Online）
http://www.focus.de/politik/deutschland/kandidatur-fuer-den-landtag-doris-schroeder-koepf-strebt-ihrem-mann-nach_aid_700656.html