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2013/01/28

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衆議院議員ネット選挙力リサーチ 東北ブロックVol.1

東北の長老格前回まで北海道の議員達を紹介してきたが、今回からは東北ブロックに移る。第1回目は、1940年代生れ、当選回数7回以上の長老格たちだ。自民党2名、公明党1名、生活の党1名を取り上げる。 では、大島理森・坂本剛二・井上義久・小沢一郎の４氏のインターネ…

東北の長老格
前回まで北海道の議員達を紹介してきたが、今回からは東北ブロックに移る。第1回目は、1940年代生れ、当選回数7回以上の長老格たちだ。自民党2名、公明党1名、生活の党1名を取り上げる。
では、大島理森・坂本剛二・井上義久・小沢一郎の４氏のインターネットにおける発信力をレポートしよう。

自由民主党 大島理森氏のネット発信

大島理森（おおしまただのり）氏は、1946年生まれで、青森3区選出の衆議院議員（10期）。毎日新聞社を経て政治家に転身、青森県議を2期務めた後、1983年の衆院選で初当選した。

1995年の村山改造内閣において環境庁長官に就任、初当選を果たし、その後文部大臣・科学技術庁長官、農林水産大臣などの要職を歴任。党内では幹事長や副総裁も務めている。

大島氏のネットでの発信は、公式サイトがある。

公式サイトのコンテンツは、ブログ形式となっている「大島理森が語る」、「政策提言」、写真をアップした「活動報告」。

特に発信の中心は「大島理森が語る」のようで、週1回ペースで、時事問題や政治的課題について、つづっている。今年に入ってからの記事は、「補正予算と震災復興について」「アルジェリアの人質事件と、復興対策についての所感」「税制大綱とアベノミクス、福島の廃炉と除染について」。

大島氏は自民党の「東日本大震災復興加速化本部長」に就任しているため、今後の活動も、このような記事で随時更新されることを期待したい。

ちなみに、大島氏の父は長く青森県議を務めた大島勇太郎氏。

自由民主党 坂本剛二氏のネット発信
坂本剛二（さかもとごうじ）氏は、1944年生まれで、福島5区選出の衆議院議員（7期）。いわて市議、福島県議（3期）を経て、1990年の衆院選において初当選、国政に進出した。しかし2009年の政権交代時に落選、昨年12月の選挙において国政復帰を果たしている。

坂本氏のネットでの発信は、公式サイトとフェイスブックがある。

坂本氏の公式サイトは、「基本理念」「政策」、活動の写真をアップした「写真」、ツイッターのタイムラインを表示した「ニュース」などがあるが、残念ながら更新が少なく、読むページなどもあまり見られない。

フェイスブックも利用しているが、残念ながら11月末を最後に更新がとまっている。またそれまでの記事も活動の様子を一言つぶやく程度なので、事務的な報告の印象が強く、ネットにおいて、積極的な発信という意志は見られない。

また、坂本氏のツイッターのアカウントも開設されているが、ツイートがフェイスブックと内容が重複している上、2ヶ月近く更新が止まっているため、ここでは割愛した。

ちなみに、坂本氏の父は元福島県議、長男の坂本竜太郎氏は元いわき市議（2010年12月に辞職）。

公明党 井上義久氏のネット発信
井上義久（いのうえよしひさ）氏は、1947年生まれで、比例東北ブロック選出の衆議院議員（7期）。公明新聞記者を経て、1990年の衆院選に初当選を果たし、政治家に転身した。現在は公明党幹事長である。

井上氏のネットでの発信は、公式サイトとブログがある。

公式サイトのコンテンツは、「国会質問」「政策課題」「ニュースレター」などがあるが、更新頻度などから考えるに、発信の中心は、アメリカのウェブサービス会社FC2に開設しているブログが中心のようである。

ブログは週3〜4回更新しており、日々の活動を丁寧に報告しているといった印象である。

生活の党 小沢一郎氏のネット発信
小沢一郎（おざわいちろう）氏は、1942年生まれで、岩手4区選出の衆議院議員（15期）。初出馬は自民党からで1969年。中曽根内閣では自治大臣や国家公安委員長を務めた。

以後現在の15期までの間に、自民党幹事長、新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党代表、国民の生活が第一代表、日本未来の党と移り変わり、現在は生活の党の代表となっている。

小沢氏のネットでの発信は、公式サイトと事務所が運営するツイッターがある。

公式サイトのコンテンツは、「発言・出演記録」「ビデオライブラリ」「後援情報」「掲示板」の他、「プロファイル」には略歴、写真館、著著・関連書籍・信条と揮毫と、充実のコンテンツである。しかしながら、サイト用に記述したり、発信したりしているものはなく、新しい更新がほとんどないため、最近の情報を得ることは難しい。

最新情報としては、事務所が配信しているツイッターがあり、こちらはツイート数も多い。しかしながら、あくまでも事務所発信のため、小沢氏本人からの発信がネットで見ることができず、残念である。

ちなみに、小沢氏の父は、吉田茂元総理大臣の側近の一人で、何度も入閣を果たしている小沢佐重喜氏。

（ライター 大久保ゆか）

▼外部リンク

大森理森 WEBサイト
http://www.morry.jp/

坂本剛二（公式サイト）
http://www.sakamotogoji.net/
坂本剛二 フェイスブック
http://www.facebook.com/pages/坂本剛二/328744770501607?

井上義久 ホームページ
http://www.yoshihisa.gr.jp/
井上義久 活動ブログ
http://inoue.blog44.fc2.com/

小沢一郎ウェブサイト
http://www.ozawa-ichiro.jp/
小沢一郎事務所 ツイッター
https://twitter.com/ozawa_jimusho

記事提供： 大人の社会見学ニュース
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