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大人の社会見学ニュース
リニューアル後初の特別展テーマは「ネコ」松濤美術館は32年ぶりにリニューアル工事を行った。そのリニューアル記念特別展として「ねこ・猫・ネコ」が開催される。古代エジプト時代にネズミの害から守るため山猫を家畜化して以来、世界中で愛されているネコ。日本でも…
リニューアル後初の特別展テーマは「ネコ」
松濤美術館は32年ぶりにリニューアル工事を行った。そのリニューアル記念特別展として「ねこ・猫・ネコ」が開催される。古代エジプト時代にネズミの害から守るため山猫を家畜化して以来、世界中で愛されているネコ。日本でも「枕草子」や「源氏物語」などにも記録が残っており、平安時代から愛されていたことがわかっている。画家や彫刻家の中にも愛猫家は多く、朝倉文夫・藤田嗣治・猪熊弦一郎などの作品は有名だ。本展では、「孤高の猫」「猫のいる生活」「眠る猫」「鼠と猫」「猫と蝶」「美女と猫」「中国・朝鮮の猫」の章に分け、ネコと人との営みを紹介。近世以後の猫が描かれた作品や、中国・朝鮮の作品など87点の絵画・彫刻を展示する。
渋谷区民は金曜は無料 ネコ落語も開催予定
開催は前期が4月5日??28日、後期が4月29日??5月18日。入館料は一般1,000円、大学生800円、高校生・60歳以上500円、小中学生100円。渋谷区民は金曜日は無料となる。4月19日には学習院女子大学の今橋理子氏を迎え、「福猫たちの図像学 <江戸の動物画>の思考法」と題し講演会を行う。その他、ネコ落語や学芸員による館内ツアーなどのイベントも企画されている。古代から愛され続けているネコ。作品に描かれたそれぞれの時代のネコたちからも、当時の人たちの愛情が感じられそうだ。美術館の中はネコでいっぱい。ネコ好きの人にはたまらない特別展だ。
▼外部リンク
リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」 松濤美術館
http://www.shoto-museum.jp/05_exhibition/index.html#A001
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