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大人の社会見学ニュース
“こどもの発見”こどもをモデルとした絵画の展覧会「子ども展 名画にみるこどもと画家の絆」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで、6月29日(日)まで開催されている。
ヨーロッパにおいては、バロック時代ごろまで、こどもは「小さな大人」とされていた…
“こどもの発見”
こどもをモデルとした絵画の展覧会「子ども展 名画にみるこどもと画家の絆」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで、6月29日(日)まで開催されている。ヨーロッパにおいては、バロック時代ごろまで、こどもは「小さな大人」とされていた。しかし近代に入り、“こどもには大人とは一線を画す子ども独自の世界がある”という考え方が広まり、またフランス革命により市民社会が出現したこととあいまって、こどもが芸術作品に登場するようになった。
画家自身のこどもがモデルに
絵画作品の多くは、注文主からの依頼をうけて制作されるため、その意向が少なからず反映される。一方、今回の展覧会で紹介されるのは、画家自身のこどもがモデルとなった、愛情あふれる作品が中心。従来の展覧会とは一線を画した、画家とモデルの強い絆が感じられる作品が並ぶ。本展覧会では、フランスの画家、モーリス・ドニの「トランペットを吹くアコ」(1919年)が日本で初めて公開される。子だくさんの画家としても知られたドニは、自身のこどもたちをモデルとした作品を多く残している。この作品は、ドニの末っ子がトランペットを吹く姿を描いた、可愛らしい一枚。本展覧会への遺族の賛同により、今回の展示となった。
そのほか、カリエールによる「病気の子ども」という珍しいテーマの作品や、モリゾやセザンヌ、ピカソによるわが子の肖像、人形をいつくしんだレオナール・フジタによる「機械化の時代」なども紹介。竹内まりやさんの「人生の扉」が、本展のイメージソングとなっている。
「こども展 名画にみるこどもと画家の絆」
会期:2014年4月19日(土)??6月29日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
時間:10時??20時
▼外部リンク
こども展 名画にみるこどもと画家の絆
http://www.ntv.co.jp/kodomo/index.html
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