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大人の社会見学ニュース
ルーヴル美術館所蔵の風俗画をあつめた展覧会東京都港区にある国立新美術館では、2015年6月1日まで「ルーヴル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄」を開催している。休館日は毎週火曜日だが、5月5日、26日は開館している。この展覧会は、16世紀初頭…
ルーヴル美術館所蔵の風俗画をあつめた展覧会
東京都港区にある国立新美術館では、2015年6月1日まで「ルーヴル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄」を開催している。休館日は毎週火曜日だが、5月5日、26日は開館している。この展覧会は、16世紀初頭から19世紀半ばまで、約3世紀半に描かれたヨーロッパの風俗画を約80点の名画によって紹介するものである。風俗画というものは、日常生活を題材とする絵であり、制作された社会の状況や世相を反映している。
そのため現在、これら風俗画を通じて、時代も国籍もさまざまに異なる人々の服装や髪型、生活習慣などを事細かに知ることができる。
風俗画は単なる現実の記録ではなく、異なる時代のモチーフが同時に描かれていて、より深い意味が込められていることもあり、このように現実と虚構が入り交じる風俗画には読み解きの楽しさがある。
フェルメールの『天文学者』が初来日
今回の目玉は、17世紀のオランダを代表するフェルメールの円熟期の傑作『天文学者』が、待望の初来日を果たしていることである。なお、ルーヴル美術館に所蔵されるフェルメール作品は、2009年に来日を果たした『レースを編む女』と、『天文学者』のわずか2点だけのため、ルーヴルを離れることが、ほとんどかなわない。今回は非常に貴重な機会といえる。
▼外部リンク
新国立美術館 ルーヴル美術館展
http://www.ntv.co.jp/louvre2015/
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