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大人の社会見学ニュース
モネが亡くなるまで手元に残していたコレクションを中心に東京都台東区上野公園内にある、東京都美術館では2015年9月19日(土)から12月13日(日)まで特別展として『マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展』を行う。休室日は月曜日および、10月13日(火)、11月24日(…
モネが亡くなるまで手元に残していたコレクションを中心に
東京都台東区上野公園内にある、東京都美術館では2015年9月19日(土)から12月13日(日)まで特別展として『マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展』を行う。休室日は月曜日および、10月13日(火)、11月24日(火)。ただし9月21日(月・祝)、10月12日(月・祝)、11月2日(月)、11月23日(月・祝)は開室している。開室時間は9:30〜17:30。くわえて夜間開室があり、金曜日および10月31日(土)〜11月2日(月)は9:30〜20:00まで開室している。なおどちらも入室できるのは閉室の30分前まで。
印象派を代表する画家モネ
マルモッタン・モネ美術館には息子のミシェルから同美術館に遺贈された、画家クロード・モネ(1840-1926)の、86歳で亡くなるまで手元に残したコレクションが所蔵されている。今回の展覧会ではそのコレクションを中心としたモネの作品約90点を紹介するものである。これらの作品を通してモネの豊かな創作の世界へ迫るものとしている。
なお、今回の展示では非常に早い時期から印象派の作品を評価していたド・ペリオ医師のコレクションから「印象派」の由来となった『印象、日の出』ほか、『印象、日の出』、『ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅』、『テュイルリー公園』、『雪の効果、日没』の4点が期間限定で特別出展される。
ほかにも子供たちの成長を記録した作品や、友人であるルノワールによるモネ夫妻の肖像画、旅先の風景画に加え、白内障を患いながらも描き続けた晩年の作品といったものがある。
とくに晩年のモネは、光の変化に伴って移り変わる水面を見続けていた。モネが愛した庭としてよく知られるジヴェルニーの庭園を描いていくなかでも、睡蓮や太鼓橋を描くうちに次第に抽象化されていったため、色彩あふれる画面が生み出されたとしている。
しかしときには荒々しい筆触を魅せていた最晩年の充実した作品群は、モネの眼を通した水の庭を体験させるものとなっている。
なお前述した『印象、日の出』は21年ぶりの東京への出品となっている。くわえて「光の画家」とされるモネの時間や季節とともに移りゆく色彩の変化を追究していった絵画に触れる良い機会となっている。
(画像は東京都美術館ホームページより)
▼外部リンク
東京都美術館 マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展
http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_monet.html
モネ展 特設ページ
http://www.ntv.co.jp/monet/
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