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リベント

上場宣言

  

上場を目指す経営者が成長戦略と決意を語る

 

2007/12/17

地域に密着した生花店を代理店として、個性的な冠婚葬祭サービスを提供する。婚礼事業の「ウエディングガーデン」、葬儀事業の「セレモニーガーデン」と「花葬儀」(『素朴な疑問』参照)が中心事業となっている。地域に密着した生花店を代理店として、個性的な冠婚葬祭サービスを提供する。婚礼事業の「ウエディングガーデン」、葬儀事業の「セレモニーガーデン」と「花葬儀」(『素朴な疑問』参照)が中心事業となっている。
生花店の可能性に気づいたのはIT(情報技術)コンサルティング会社に勤務していたときのこと。「生花店を経営していた知人の父親から、明治創業で区内では売り上げ首位なのに、規模が拡大できないと相談を受けたことがきっかけだった」と三上力央社長(34)は振り返る。

そこで生花店の収益構造を調べたところ、葬儀、結婚式、店頭販売の順番で収益が高いことが分かった。しかし、葬儀会社や結婚式場から多額の手数料を差し引かれていている現実も知ることになる。
その後起業のためにITコンサルティング会社を退職したあと、自らは葬儀業界で、ビジネスパートナーは生花店で1年間働き業界事情に精通する。
「地域住民に親しまれている生花店に当社の冠婚葬祭事業の代理店となってもらい、葬儀会社や結婚式場の下請けに甘んじている現状を変えたい」と創業する。生花店は下請けを脱して代理店となることで、営業手数料を獲得することができ、収益性を高めることができる。

ベンチャーで知名度のないリベントにとっても、古くから地域で営業している生花店は年配客が多く、地元企業へも納入しているため信用が高く、代理店としての効果は大きい。
生花店主導になることで葬儀の質も向上する。葬儀の花といえば菊というイメージがあるがこれは「簡単に用意できて利幅が大きいため」。「このため、従来の葬儀会社主導だと遺族の細かい要望を実現できないのが現状。これが生花店主導になればスキルを生かして、祭壇を飾る花について細かく遺族の要望にこたえることができる」という。
また、全国の葬儀会社のほとんどを占める家族経営の小規模事業者に代理店になってもらうことも検討している。「葬儀業界では小規模事業者が経営難に悩んでいる。私たちが直接プロデュースできない地方などで代理店となってもらうことも考えている」
顧客に満足のいくサービスを提供するため「5年後をめどに上場したい」と話している。009年秋には東証マザーズに上場申請する計画。著作権だけでなく、特許、商標、意匠についても事業を展開する。松岡社長は「上場に向け、4知財をバランスよく事業展開する」と話している。

ベンチャーで知名度のないリベントにとっても、古くから地域で営業している生花店は年配客が多く、地元企業へも納入しているため信用が高く、代理店としての効果は大きい。
生花店主導になることで葬儀の質も向上する。葬儀の花といえば菊というイメージがあるがこれは「簡単に用意できて利幅が大きいため」。「このため、従来の葬儀会社主導だと遺族の細かい要望を実現できないのが現状。これが生花店主導になればスキルを生かして、祭壇を飾る花について細かく遺族の要望にこたえることができる」という。
また、全国の葬儀会社のほとんどを占める家族経営の小規模事業者に代理店になってもらうことも検討している。「葬儀業界では小規模事業者が経営難に悩んでいる。私たちが直接プロデュースできない地方などで代理店となってもらうことも考えている」
顧客に満足のいくサービスを提供するため「5年後をめどに上場したい」と話している。009年秋には東証マザーズに上場申請する計画。著作権だけでなく、特許、商標、意匠についても事業を展開する。松岡社長は「上場に向け、4知財をバランスよく事業展開する」と話している。

【素朴な疑問】
花葬儀
オリジナリティーある葬儀として好評を博している「セレモニーガーデン」の廉価版として7月からサービスを始めた。最も安いもので?万円からのプランが用意されている。
セレモニーガーデンは法人や富裕層向けのこだわりの葬儀であり、質の高いサービスを提供している。このため高いスキルを持つ生花店3社としか提携することができず、値段も高くなってしまっている。
そこで生花店であればどの店舗でもサービス可能なパッケージにした「花葬儀」を商品化した。

現在東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に首都圏で事業展開しているが、3年以内に大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台など全国の拠点都市に進出する。
提携生花店では、パンフレットやポスターを店頭に張ってもらいアピールしているが、今後はロゴや看板を作り掲げてもらうなどしてブランド化を図る。
将来は分社化を視野に入れ「『花葬儀』のブランドが会社名になるほどに全国に浸透させたい」(三上力央社長)と意気込んでいる。

(フジサンケイビジネスアイ 2007年12日17日)
(ベンチャーファクトリーニュース 2008年3・4月号掲載)

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三上 力央 社長
誕生日、成人式、結婚、葬儀など生活にかかわるさまざまなシーンを企画・プロデュースしている。
だれもが、だれにもない輝きを持っている。その人らしさを最高の形で表現することにこだわっていく。
ウチはこんな会社だよ
▽本社=東京都港区南青山5-14-4 河合ビル3F
▽設立=2002年11月
▽資本金=1000万円
▽従業員=10人
▽売上高=2億(2007年12月期見込み)
▽事業内容=冠婚葬祭企画・運営および生花販売



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