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話し言葉を数秒のうちに文字化岩手県滝沢村では、産学官連携補助事業の一環として、話し言葉の文字化を研究開発している団体に100万円の補助金を助成している。助成対象となった研究とは、話している言葉をパソコンに認識させ、数秒後に文字化するシステム作りだと…
話し言葉を数秒のうちに文字化
岩手県滝沢村では、産学官連携補助事業の一環として、話し言葉の文字化を研究開発している団体に100万円の補助金を助成している。助成対象となった研究とは、話している言葉をパソコンに認識させ、数秒後に文字化するシステム作りだという。これまで手作業で行われてきた滝沢村の会議などの議事録作成を、開発中のシステムで文字化できるかどうか、その環境を調査している。助成を受けて調査をしている団体は、同村の施設で研究開発を行っているソフトウエア会社の「岩手インフォメーションテクノロジー」、県立大ソフトウェア情報学部を中心とした4団体だ。
難解ななまりを認識できるか
2月10日から1か月ほどかけて、村の会議やミーティング6件ほどを対象に、行政用語だけでなく、使われるなまりを正確に認識できたかどうかを調査。加えて、会議室の環境や議事録作成にかかる時間なども調べている。今回の調査を踏まえた上で、音声辞書などの作成に取り掛かる予定だとしている。現段階では、難解ななまりを正確に認識するのが難しいが、将来的には行政用語はもちろん、盛岡地区のなまりも認識できるよう、システム開発を進めていきたい考えだ。
システムが完成したら、村のさまざまな集まりの議事録作成も簡単に行える上、会議をネット配信した場合には字幕表示もできるようになると、滝沢村では期待を寄せている。
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村の議事録、音声認識で挑戦 岩手、手ごわい「なまり」
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