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10州で予備選いよいよ米大統領選の共和党候補争いにおいて、最も画期的な日がやってくる。3月6日火曜日に「スーパーチューズデー」を迎える。6日に予備選・党集会の結果が出るのは、全米50州のうち10州である。
スーパーチューズデーでは、総計2286人の代議員のうち…
10州で予備選
いよいよ米大統領選の共和党候補争いにおいて、最も画期的な日がやってくる。3月6日火曜日に「スーパーチューズデー」を迎える。6日に予備選・党集会の結果が出るのは、全米50州のうち10州である。スーパーチューズデーでは、総計2286人の代議員のうち400人以上を一日で獲得することができる。各候補は8月27日??30日に行われる共和党全国大会(タンパ)において、共和党の大統領候補としての指名を確保するためには、少なくとも1144人の代議員数を獲得する必要がある。
Image:DonkeyHotey
誰に一番チャンスがあるか?
本命としては、やはり前マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏であろう。ただ、氏は穏健派として、保守層の間でどれだけの票を得ることができるかが焦点となる。ロムニー氏のライバルとしては、2月に開花した元上院議員のリック・サントラム氏がいる。後退気味のニュート・ギングリッチ氏は、新しいキャンペーンによって故郷のジョージア州と他の南部諸州における勝利を獲得し、勢いをつけたいところである。
下院議員のロン・ポール氏は、今回はあまり勝利のチャンスがないようだ。そのかわり、忠実な支持者のおかげで、変化のない代議員票を集めている。
Image:2012年、大統領選の選挙人の数をまとめた地図/Gage/wikipediaより
予備選・党集会が行われる州
重要な予備選は、ジョージア州とオハイオ州、テネシー州である。この3州は、人口が多いため割り当て代議員数が多い。ロムニー氏とサントラム氏の間で厳しい戦いになるのは、オハイオ州である。オハイオ州は、典型的な“Swing State”で、民主党と共和党の間で多数派が変わるのである。マサチューセッツ州では、ロムニー氏の勝利は確実であろう。その他、予備選・党集会が行われるのは、バージニア州、オクラホマ州、アイダホ州、ノースダコタ州、バーモント州、アラスカ州である。
▼外部リンク
フォークス誌(Focus Online)
http://www.focus.de/politik/ausland/usa/wer-wird-obamas-herausforderer-das-wichtigste-zum-super-dienstag-der-republikaner_aid_720698.html
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