大芸術家ミケランジェロの大作品展9月6日(金)から東京上野の国立西洋美術館で、「システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡」が開催される。 ミケランジェロは、ルネサンスの頂点を極めた、「神のごとき」と称された偉大な芸術家で、ミケランジェロ…

9月6日(金)から東京上野の国立西洋美術館で、「システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡」が開催される。
ミケランジェロは、ルネサンスの頂点を極めた、「神のごとき」と称された偉大な芸術家で、ミケランジェロの子孫が代々受け継ぎ、現在は、「カーサ・ブオナローティ」に所蔵されている約30点の作品と関連資料などを展示し、天才芸術家の知られざる創造的プロセスと秘密に迫る展覧会。

第1章「人物と伝説：ミケランジェロとカーサ・ブオナローティ」では、「ミケランジェロの肖像」などを展示し、人間としての側面と伝説と化したミケランジェロ像の形成の経緯について探る。

第2章「ミケランジェロとシスティーナ礼拝堂」では、ミケランジェロが描いた、ヴァチカン宮殿システィーナ礼拝堂の天井画と祭壇正面壁面の「最後の審判」の壁画の準備素描を辿り創造の秘密に迫る。

第3章「建築家ミケランジェロ」では、建築家としてのアイデア生成過程を、スケッチ、計画案、平面図など素描を通じて探る。

第4章「ミケランジェロと人体」では、最初期の大理石彫刻の傑作「階段の聖母」、最晩年の木彫「キリスト磔刑」を展示し、ミケランジェロの人体表現の本質に迫る。

講演会が、9月7日(土)、10月5日(土)、11月2日(土)に、スライドトークが、9月13日(金)、27日(金)、10月11日(金)、25日(金)、11月1日(金)に、国立西洋美術館講堂で、定員それぞれ先着140名で開催される。聴講無料であるが、講演会は聴講券と本展観覧券が、スライドショー本展観覧券が必要。


▼外部リンク

国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

TBS
http://www.tbs.co.jp/michelangelo2013/