株式会社モバイルファクトリーが岩手県の地域活性化に協力していくことを決定。10月5日に都内の岩手県東京事務所（分室）にて連携協定締結式が執り行われた。 本協定はモバイルファクトリーが提供するゲームの特性を活かし、岩手県内の観光、県産品などを含めた地…

株式会社モバイルファクトリーが岩手県の地域活性化に協力していくことを決定。10月5日に都内の岩手県東京事務所（分室）にて連携協定締結式が執り行われた。


本協定はモバイルファクトリーが提供するゲームの特性を活かし、岩手県内の観光、県産品などを含めた地域情報の発信、観光客の増加を目的としたもの。ユーザーにおいてもゲームからリアルへと楽しみが広がり、嬉しい試みとなりそうだ。

協定後第一弾はユーザー数、売上ともに上昇中の『ステーションメモリーズ！』（通称：駅メモ）にて開催が決定している。

位置登録機能を利用し、「でんこ」と呼ばれるパートナーと一緒に日本全国の駅を集めてまわるという本ゲーム。アクセスした駅や路線を記録保存もできることから、“旅の思い出帳”として使用する女性ユーザーも増えているという。

岩手県副知事 千葉茂樹氏は「ゲームを通して楽しみながら本県を訪問していただき、岩手ファンが一人でも多く増えることを願っています」と話し、岩手県へ訪れるきっかけのひとつとして期待を寄せているようだ。

締結式には岩手県を代表するゆるキャラ・わんこきょうだいから、センターを務める「そばっち」も同席。存在感のある大きな頭を揺らし、協定締結の様子をしっかりと見届けていた。

負けじと、美人揃いの岩手まるごとおもてなし隊も岩手の魅力をアピール。県内の観光ポイントや自然の美しさを可愛らしい舞とともに披露した。
ちなみに、「岩手県の雑穀生産量は日本一」、「盛岡は豆腐の消費量日本一」だそう。

第一弾の開始時期は2015年12月を予定しているとのこと。旅行客の増える年末年始前には始めたい考えだ。

モバイルファクトリーはイベントの具体的な内容はこれからとしながらも、「電車に乗るとゲームキャラクターとのコラボ商品がもらえたり、画面を見せると岩手県内のレストランや土産店でサービスしてもらえたりといったアイデアがある」と企画開始に向け、既に動き出していることを明かした。

【参考】
・モバイルファクトリー『ステーションメモリーズ！』
http://www.mobilefactory.jp/service/ekimemo
・岩手県公式ホームページ
http://www.pref.iwate.jp/