マドンナ　AKBばりの“オマケ商法”でCD発売AKBの新曲｢真夏のSounds good!｣が初回出荷枚数200万枚を突破し､好調だ｡このCDに付いているオマケ｢第4回選抜総選挙｣の投票券が箔を付け､CDの売上増につながっている｡ このしたたかな販売戦略“オマケ商法”で、世界の女王､米女…

AKBの新曲｢真夏のSounds good!｣が初回出荷枚数200万枚を突破し､好調だ｡このCDに付いているオマケ｢第4回選抜総選挙｣の投票券が箔を付け､CDの売上増につながっている｡

このしたたかな販売戦略“オマケ商法”で、世界の女王､米女性歌手マドンナがCDを販売していたのだ｡

3月26日に発売したマドンナの最新アルバム｢MDNA｣が発売初週に35万9000枚を売り､ビルボード誌のアルバムチャートで初登場１位の大ヒット｡ところが､米経済誌フォｰブスは「真の1位ではない」とし、ヒットからくりを報じたのだ｡



マドンナの場合、公演チケットを購入すれば、この｢MDNA｣のCDがオマケに付いてくるという商法がとられた｡実際に初週の販売枚数のうち､約半分の18万5000枚が公演チケットのオマケ分だったのだ｡しかも、公演チケットは購入したが、CDはタダでもいらないという人も多数いたという。

さらに、｢MDNA｣は､2週目にはなんとわずか4万6000枚しか売れなかった｡初週から9割近く販売枚数が落ちたのである｡

AKBは、CDをメインにし投票券をオマケにしたことが功を奏した。しかし、マドンナは、CD自体をオマケにしたことで､CDの価値が下がったようだ｡商売のうまさでは､AKBに軍配が上がってしまった｡


▼外部リンク

あのマドンナがAKBを模倣!? CD要らない…“おまけ商法”のカラクリ - SankeiBiz
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120527/mcb1205271716002-n1.htm