株式会社KADOKAWAは『7万人の足の痛みを解消! 外反母趾はテープ1本で治せる』 (柏倉清孝 著)を3月13日に発売しました。本書では、これまで延べ7万人以上の患者さんに向き合ってきた外反母趾の専門家によるノウハウが余すところなく紹介されています。

◆外反母趾に悩む人は急増している
　外反母趾とは足の親指の付け根に痛みや変化が起こるものです。ひどいものになると、まともに歩けなくなり生活にも大きな支障が出ます。場合によっては手術も必要になります。厚生労働省によればここ30年ほどで外反母趾に悩み、病院を訪れる人は約10倍に増えているそうです。
　外反母趾といえば女性のハイヒールが原因といった印象がありますが、実はそれだけではありません。著者は外反母趾の問題は「足が正しく機能していない」からこそ起きると記します。
　足の機能はつかむ力（足の握力）、曲がりやすさ（可動域）、器用さ（巧緻性）の3つを取り戻していく必要があります。本書は足の機能を取り戻すために最適なテーピングの方法と効果が紹介されています。

◆写真付きで紹介、実用的な1冊
　本書では著者の整足院を訪れた患者さんたちの声が紹介されています。年齢や外反母趾歴、さらにテーピングを施した前後の写真も掲載されています。さらに外反母趾、内反母趾のチェック方法も図入りで載っていますので、実用的な1冊となっています。

◆テーピングのテクニックは？
　本書では外反母趾の予防や対策として最適なセルフテーピングの方法が取り上げられています。いくつかの内容を見てゆきましょう。
・テーピングは必ず両足同時に巻く（片足だけではバランスが整いにくくなる）
・効果が感じられない場合は二重巻きで強化（テープの二重巻きで体重負荷を軽減させる）
・3本指テーピングの人差し指、中指、薬指は大事な役割を持つ（浮き指や屈み指に効果アリ。体全体のバランスを整えるためにも必要）
本書では「正しいテープの巻き方」がイラスト入りで紹介されていますので、すべて自分でできます。このほかにも、足の機能を取り戻す足指体操のやり方も取り上げられています。巻末には患者さんとのやりとりで出てくるよくある質問と答えも「Q&A」形式で紹介されています。

◆足のスペリャリストに学ぶ
著者の柏倉清孝（かしわぐらきよたか）さんは柔道整復師であり多くの整足院を運営する株式会社整足院　代表取締役を務める人物です。このほか、一般社団法人整足テーピング協会の代表理事も務めています。これまで延べ7万人以上の外反母趾の患者さんに向き合い、そのうち90%以上が改善に至りました。まさに足のスペシャリストと言えます。足の痛みに悩むすべての人におすすめです。

【書籍情報】　　
『7万人の足の痛みを解消! 外反母趾はテープ1本で治せる』
(2024年3月13日発売：KADOKAWA)
￥1650(税込)
Amazonページ短縮URL: https://x.gd/ZaXFU



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