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株式会社緑書房

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株式会社緑書房(東京都中央区)は、2026年5月29日(金)に新刊『そのシカ、どこから来たと思います?』を発刊しました。(https://www.midorishobo.co.jp/SHOP/1684.html)


そのシカ、どこから?
 最近、シカにまつわるニュースをよく見かけると思いませんか。先日も、シカが京都御苑で発見されたことが話題になりましたが、現在、シカは以前よりも広い地域で姿をみせるようになってきました。
では、そんなシカたちはどこで生まれ、どこからやって来ているのでしょうか?

 その手掛かりの1つとなるのが、すべてのいきものがもつDNAです。DNAにはいきものの遺伝情報が記録されており、観察だけでは分からないいきもののくらしや移動を明らかにしてくれます。

 本書は野生生物の遺伝情報を調べる専門家が、シカのDNAを調べることで判明した驚きの事実とともに、シカといういきものの興味深さを語り尽くした1冊です。

 例えば、奈良公園のシカは人と近い距離で生きていることで有名ですが、DNAを調べたところ、1000年以上この場所に住んでいると分かりました。1000年という長期間、この土地に居続けたのはなぜでしょうか? それによって、どんな影響があったのでしょうか?
 他にも、富山県のシカの40%が屋久島のヤクシカと非常によく似たミトコンドリアDNAのタイプをもっていたことが判明しています。離島でくらしていたヤクシカが海を越え、新天地を求めて移動を続け、富山県にやって来たのでしょうか?

 身近ながらも、実はシカには謎や不思議が多いのです。本書ではそんなシカの、様々な興味深いトピックを紹介します。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NjUwMSMzNzUxMjYjODY1MDFfRVZKQ1ZKWmhESy5qcGc.jpg ]

シカからみえる生物多様性、そして人
 シカは、ときに人が乗る自動車と交通事故を起こしたり、希少な植物を食べ尽くしてしまったり、クマが食べものとしてシカを襲うこともあります。シカは人を含めた多くのいきものと深くかかわっており、シカが増えることで/減ることで、他の生態系にも大きな影響を及ぼします。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NjUwMSMzNzUxMjYjODY1MDFfdFJSb3BRbUNKYy5qcGc.jpg ]

 本書ではシカの基本的な生態や特徴について概説しながら、人間社会や他の生物とのかかわり、シカが増える理由、農業被害や生態系への影響、環境問題まで、シカにかかわる幅広いトピックを解説しています。
 大きな生態系・生物多様性の中からシカをみつめていると、だんだん「こんなの、シカだけの問題じゃないのでは!?」、「他人事じゃない!?」と、「人」の歴史と行動が浮かび上がってくるはずです。ニュースで報道される「シカ問題」も、違った見え方をしてくるかもしれません。

 意外と知らない、シカの秘密と魅力を解き明した1冊となっています。ぜひ本書で、シカといういきものの興味深さを感じてみてください!


■書籍情報
書名:そのシカ、どこから来たと思います?
著者:兼子 伸吾
発行:株式会社 緑書房
体裁:四六判 200頁
定価:2,970円(本体2,700円+税)
発売日:2026年5月29日
ISBN:978-4-86811-061-3


【主要目次】
第1章 シカからわかるこんなこと
・「私」はこんな人
・シカを調べ始めたワケ
・身近で知らないニホンジカ
・奈良のシカは何が特別?
・シカとつながるいきものたち
・〈コラム〉ルリセンチコガネは稲作や戦乱の歴史から生まれた!?
第2章 シカってそもそも何者だ?
・ニホンジカは全部同じ?
・どこにでもいるシカたち
・すむ場所でいろいろ違うシカ
・スローライフな島のシカ
・繁殖と遺伝から見るシカのしぶとさ
・3頭から450頭に! 〜洞爺湖中島の話〜
・日本中で増えるシカたち
・〈コラム〉町にやってきたケープくん
第3章 シカよ、どこからどこへ行く
・富山のシカは屋久島出身?
・シカの移動を直接追う方法
・シカの痕跡から個体数を探る
・DNAで血筋を探る
・シカは「どこでも」行けるのか
・人がシカを連れて行った理由
・バイキングと旅したアカシカ
・ヨーロッパで広がるニホンジカ
・フランスにいた「奈良のシカ」
・家畜にならなかったシカたち
・シカの移動からわかる歴史
・〈コラム〉DNAの調べ方
第4章 シカが教えてくれること
・どうして増えるニホンジカ
・シカは増えたらいけないの?
・あなたに迫るシカ問題
・〈コラム〉クマにも影響を与えているシカの増加
・一筋縄ではいかないシカ対策
・DNA解析が示した奈良のシカと人の縁
・1000年続いた保護の歴史
・奈良公園のシカを脅かす「変化」
・人が変わればシカも変わる
・いきものたちが織り成す世界とその一員としての私たち


■著者
兼子伸吾(かねこ しんご)
DNAからいきものの過去と現在を読み解く研究者。福島大学共生システム理工学類 教授。
1978年静岡県磐田市生まれ。広島大学大学院国際協力研究科を修了後、京都大学大学院農学研究科を経て、2012年より福島大学にて研究や教育に従事している。少しかわったいきものの研究の他、絵本を使ったユニークな授業などにも取り組んでいる。座右の書は『MASTER キートン』。


▼ 『そのシカ、どこから来たと思います?』案内ページ(株式会社緑書房公式ウェブサイト):https://www.midorishobo.co.jp/SHOP/1684.html


【株式会社緑書房について】
本社:〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-4-14 OZAWAビル
代表者:代表取締役社長 森田 浩平
設立:1960年12月
電話番号:03-6833-0560
URL:https://www.midorishobo.co.jp/
事業内容:書籍・雑誌および電子媒体の出版、ウェブメディアの企画・制作・配信、カレンダーの制作・発売

【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:株式会社緑書房
担当部署:販売部
TEL:03-6833-0560
お問い合わせフォーム:https://www.midorishobo.co.jp/info/contact


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