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アルー

上場宣言

  

上場を目指す経営者が成長戦略と決意を語る

 

2008/02/18

企業の新入社員から上級管理職までを対象とした演習重視の研修を「100本ノック」(『素朴な疑問』参照)の商標でメニュー化し、企業の研修事業のアウトソーシングニーズに応えている。
米国軍隊の訓練法から生まれたインストラクショナルデザイン(ID)と呼ばれる教育手法がベースになっている。その上でアルー独自のものとして反復練習によって体で覚え込ませるスポーツの要素が取り入れられているのが特徴だ。

激変の時代に合わせ、自律的に現場で動けるプロフェッショナルの育成に焦点を合わせている。
研修事業は個人が行っていることが多く、アルーは企業として体系的に実施している少数派で、しかも後発だ。そこで習うより慣れろ的な「100本ノック」方式で、科学的手法も取り入れながら他社との差別化を図っている。
さらに、新入社員向けの素養育成メニューと上司向けにマネジメントのOJT指導プログラムを同時に行うことで、より効果があがることも分かってきた。
また、問題解決能力のメニューであれば若手社員だけでなく、上司も同じメニューを受けて意識改革するよう勧めている。せっかく若手が最新式トレーニングを受けて自律的に課題を発見して解決に取り組む能力を身につけても、社内がボトムアップの提案を受け入れないトップダウン式の組織のままでは目に見える効果が期待できない、というわけだ。
感覚的には研修事業の重要性は理解できるが、常に顧客からは「どれだけ効果があがるのか」といった保証を求められる。
落合社長は「効果を上げるには集合研修後も100本ノックを続けることがベストだが、費用対効果を考えるといかにして、OJT(職場内訓練)に取り入れるかがポイントだ」と強調する。 同時に、「研修効果が人事査定に反映される理論的な裏付けも必要になる」と、研修理論を科学的に裏づけていくことの重要性も説く。
自律性、コミュニケーション力、モチベーション(やる気)を高める新入社員向けコースに加えて、戦略立案や問題解決能力を磨く中堅向け、リーダーシップや指導力を高める管理職向けメニューをそろえ、集合研修のほかにインターネットを使った通信講座なども活用する仕組み。
大手企業への研修事業の実績も増え、具体的には「2010年中の上場を目指す」(落合社長)段階にまでこぎつけた。

【素朴な疑問】 ?100本ノック
アルーが提供する研修メニュー名に使われている登録商標。落合文四郎社長は、学生時代に没頭した硬式テニスで「量が質を生む」ことを確信したことから、信念を込めて命名した。
各メニューのテキストのうち、基本となる知識は2割程度にとどめ、集合研修などでも知識の実践を繰り返し、体で覚えさせることをコンセプトとしている。
仕事に対する自律性などを身につけさせる「プロフェッショナルスタンス100本ノック」、コミュニケーション方法を体得する「プロフェッショナルコミュニケーション100本ノック」、論理的思考術をマスターする「ロジカルシンキング100本ノック」など10以上のメニューをそろえる。

昨夏に集合研修後のフォローアップメニューとして「マイコーチ」を開始。身につけたスキルの実践状況を本人や上司に答えてもらったところ、爛離奪瓩魴り返すほど実践度のランクは上昇することが確認されたという。また、基本知識をインプットしたかどうかで比較したところ、基本知識を身につけたあとの反復が高い効果を生んでおり、「スポーツと同じ」だとした落合社長の仮説の正しさが実証されたという。

(フジサンケイビジネスアイ 2008年2月18日) (ベンチャーファクトリーニュース 2008年5・6月号掲載) 経営者向けビジネス情報新聞「ベンチャーファクトリーニュース」の公式サイトを見る。
落合文四郎 社長
これまで実際の研修効果を測定することは難しかった。集合研修の後にアンケートで満足度を聞くなどが一般的だが、本当に身に付いているかは分からない。アルーでは評価手法を積極的に取り入れることで、プログラム内容や講師の教授法へフィードバックさせることで、内容の充実を図っている。
?本社=東京都渋谷区桜丘町18-6 渋谷日本会館ビル7階
▽設立=2003年10月29日
▽資本金=7682万円
▽従業員=55人
▽売上高=非公開
▽事業内容=法人向け社員教育研修事業、個人向けeラーニング事業、人材紹介事業



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