不動産仲介業で「世界最高のコンシェルジュ集団」の確立を目指す。
会社を設立したのは商社や人材紹介会社、金融などの出身者。不動産とは畑違いの業界出身だからこそ、不動産仲介業界の特異なビジネス体系が目についた。
鈴木雅剛社長(28)は「利用者の目線に立ったサービスという考え方に乏しいように感じた。早く決めるようせかすなど、仲介業者は家主の側に立っていて利用者の側に立っていない」と指摘する。
そこで利用者の視点に立った法人向けの「お部屋探しコンシェルジュ」(『素朴な疑問』参照)を確立した。
かゆいところに手が届くサービスは既存の不動産仲介業になかったサービスで、10月の法人向け営業開始以降、約20社が会員となっている。そのほとんどが中小企業で、従業員の部屋探しのすべてを請け負うことで喜ばれている。
「人事の人手不足のため、法人向けに営業をすると十中八、九は導入してもらえる」
家探しをする人はホームページを見た上で問い合わせをする。ここでどんな生活をしたいか、勤務体系などのカウンセリングをして本人の要望を聞いた上で、住む場所や広さ、家賃などの提案を行う。ライフスタイルに合わせた部屋探しの提案は、利用者から喜ばれている。
それを示す証拠である�猜�物�瓩鯲詭攫卍垢聾�せてくれた。「快適な生活を始められ感謝しています」「親切に探してくれてありがとうございます」などの言葉が書き連ねられたお礼状が、不動産仲介業者に届けられるのは極めて異例のことだという。
「不動産仲介だけでお礼の手紙が届くなんてほかでは聞いたことがない。電子メールはさらに多い」と感激の面持ちで話す。
「これらの人々は今後、結婚したり住居を購入するなど、人生の節目節目で私たちを利用してくれる生涯を通じてのリピーターになってくれるだろう」
さらに要望の多い引っ越しや家具の購入などのコーディネートにもサービス領域を広げるつもりだ。ゆくゆくは利用者にとって、分かりづらい礼金や仲介手数料などについても顧客本位の視点から見直すつもりだ。
上場については「顧客のサービス向上のため、必要と判断した場合には考える」としている。
【素朴な疑問】
お部屋探しコンシェルジュ
従来の不動産仲介業者が物件の所有者である大家寄りのスタンスだったのに対して、利用者の視点からアプローチしたサービスを提供している。
これまで賃貸住宅を探す場合、たくさんの不動産仲介業者に問い合わせをし、たくさんの店舗に足を運んで何回も内見をするという非効率な部屋探しの末に、やっと希望の物件にたどり着くというプロセスを踏んでいた。それでも一生懸命探し回っても、大きな妥協をして決めてしまうこともある。
お部屋探しコンシェルジュは、電話やメールなどでエリアや物件の条件を明確化し、利用者に対しカウンセリングを行う。その上で希望に合う物件をあらゆる不動産業者に問い合わせて徹底的に探し出す。利用者は多数の物件の中から、自分の希望に合ったものだけを簡単に探し出すことができる。
内見は店舗まで足を運ぶことなく候補物件の最寄り駅で待ち合わせて、案内専門のコンシェルジュが対応する。ときには「ここはあなたのライフスタイルに合わない。妥協せずほかの物件を当たったほうがいい」とアドバイスを行うこともある。
(フジサンケイビジネスアイ 2007年11日26日)
(ベンチャーファクトリーニュース 2008年1・2月号掲載予定)
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ボーダレス・ジャパン
上場宣言
上場を目指す経営者が成長戦略と決意を語る
2007/11/26
| 鈴木 雅剛 社長 |
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売り上げの1%を発展途上国の支援活動や国内の社会的問題の解決のために 提供している。頑張ることのできるチャンスをいただいている私たちにとって、 貧困や生活に苦しむ人に対してすこしでも助けとなろうとすることが、一個人、 もしくは一企業としてのひとつの大きな使命であると考えている。 |
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ウチはこんな会社だよ ▽本社=東京都文京区本郷1の20の7安藤ビル4階 ▽設立=2007年3月 ▽従業員=21人(アルバイト含む) ▽売上高=7000万円(2008年2月期計画) ▽事業内容=不動産仲介業 |
