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GNジャパン

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要注目、今後の成長が期待されるベンチャー企業を紹介

 

2008/01/15

中小・ベンチャー企業が市場から評価を得るためには、日々の対応を怠らないことに尽きる。
そのためには、外勤営業員と内勤営業事務員とが一体となった、レスポンスの早い体制作りが急務だ。
だが、都度人材を採用し一から指導しているようでは間に合わない。
現場の限られた人材だけで、短時間に質の高いサポートを提供するにはどうすればよいのか。
今回は、営業効率を向上させるツールとして、
コールセンターでよく見かけるヘッドセットの可能性を検証した。

「お待ちください」を言わない対応がしたい

営業が外で戦っている間、オフィスの留守を受け持つのはサポートスタッフだ。各方面からの問い合せやクレーム処理、あるいは営業のアポイント調整。人材不足で一層増えた実務の合間を縫って、彼らはこうした問い合せ一つひとつに真摯に対応しなければならない。時には、机上のマニュアルだけでは事足りず、書庫の奥で眠っている文書を引っ張り出さなければならないこともある。その時に、必ず言わなければならないのが「少々、お待ちくださいませ」。待たされる側も、また対応する側にとっても、これほど負担を感じる言葉はない。

なんとか、この言葉を言わないで顧客対応を迅速に完結できないものか。縁の下の力持ちである彼らの仕事を支える存在として脚光を浴びているのが、コールセンターやヘルプデスクの現場で見かけるヘッドセットだ。

コールセンター以外から問い合せが急増

「最近、当社には会計事務所や法律事務所といった、これまでターゲットの外にあったようなお客様からのお問い合せが増えています」と語るのは、デンマークGN社の日本法人・GNジャパン の若林保司社長。同社のヘッドセットは、国内、国外の、コールセンター市場でトップシェアを占める。従来になかった問い合せで求められるのは、どこまで並行して業務をこなせるかという点に集約される。たとえば会計事務所であれば、法人決算や確定申告といった実務が立て込む繁忙期に、外出した会計士の留守をサポートスタッフが預かることも多い。煩雑な問い合せになれば、時には山積みの書類から回答を探し出さなければならない。途中で摩擦音が出たり、あるいは通話が途切れたりすれば信用問題に関わることもある。そのため、通話中は高い音質もさることながら障害物の影響を受けないツールの存在が不可欠だ。

150メートル先でも通話OK

GN社製のワイヤレスヘッドセット「GN 9120 Flex」(以下、「9120」)は、現場のサポートスタッフにとって、かゆいところに手が届くような工夫が施されている。一番の特徴は、障害物や距離の対応だ。従来品では、デスクから数メートルも離れると音声に障害が出ていたものが、「9120」では、「見通し150メートル離れても大丈夫」(若林社長)とのこと。障害物などの影響を受けにくい2.4GHzの周波数帯に対応し、また高いセキュリティを搭載している為だ。

また、1台のベースユニットに最大4台までのワイヤレスヘッドセットをリンクさせることができるので、電話回線から離れたところでの会話も可能。倉庫とオフィス、あるいは玄関口周辺との連携が必要といった場面でも、役割を発揮する。

急な事態でも、迅速で手厚い対応が求められるサポート業務。距離や障害に動じないヘッドセットがあれば、無理難題のクレームが来ても、余裕をもって対応できる。

------------------------------------------- (ベンチャーファクトリーニュース 2008年3・4月号掲載)

経営者向けビジネス情報新聞「ベンチャーファクトリーニュース」の公式サイトを見る。
GNジャパン ▽会社所在地=東京都千代田区 ▽設立=1986年2月 ▽資本金=1000万円 ▽問い合せ=03-5297-7975



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