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2007/12/15

「広告予算の半分は3秒で無駄になっている」。某 子供英会話教室のサイトを調査したところ、そんな事実が判明した。来訪者が最初に表示されたページから帰る割合を直帰率という。その平均が5割を超えていたのだ。ユーザーが直帰するかを判断するまでにかかる時間は、わずか3秒。広告予算に月額100万円を投じている場合、50万円が3秒で無駄になっている。自社サイトに来た見込み客を逃がさないためにはどうすれば良いのか。アクセス解析を駆使したサイト診断を行う、環(かん)の取締役竹内氏に話を聞いた。

<現場任せにしてはならない>
「うちの予算は5万円だから、半分になってもたいした事はない」と高を括ってないだろうか。直帰率の改善は問い合わせ増に繋がる。検索全盛時代を迎え、SEO対策やリスティング広告などの集客手法は当たり前となった。今は、集客からどれだけ効率的に問い合わせへ繋げるかに注目が集まっている。小額とはいえ予算を投じている以上、費用対効果を見極めるのも経営者の務めだ。対策を講じたことで、平均51%の直帰率を6%まで抑えるのに成功した企業もある。経営者はサイト運営を現場任せにしてはならない。
竹内氏によれば、直帰率の高いサイトに共通して欠けているのが、ユーザー視点だという。例えば、Aという商品を探して検索したのに、クリックした先のサイトにAが載っていなければ、ユーザーは直帰する。載っていても分かりにくければ、結果は同じだ。訪れた場所に求めたものがなければ、他社のサイトに見込み客は取られてしまう。「ユーザーの検索したキーワードに合ったコンテンツを、適切なページに用意する必要があります」と竹内氏は語る。米SEMソリューション会社Atlas One Point社の調査によれば、キーワードとコンテンツがマッチすれば、問い合わせは改善前の15倍にもなるという。

<ユーザーの行動を分析せよ>
ユーザー視点はユーザーから学ぶしかない。竹内氏は、アクセス解析ツールの必要性を説く。「サイト来訪者数や問い合わせ数の推移」「ユーザーが何のキーワードを検索してサイトを訪れたのか?」などのデータを収集するためだ。だが、アクセス解析には課題もある。解析データだけを表示されても、改善点と改善方法が分かりにくいのだ。その点、同社が提供するアクセス解析ツール『シビラ』は、詳細な解析データはもちろん、レポートやアドバイス機能を有しており、何を・どうやっての部分までサポートしてくれる。「分析結果を見て分からない人でも、問題発見と対処策が打てるツールです」と竹内氏。『シビラ』の導入企業は、800社を超える。
集客にいくら予算を投じているのか、直帰率はどれくらいなのか、まずは担当者に確認を取ってみることをお勧めする。その上で、症状が重くならないうちに、ホームページ診療所の同社に診てもらうのもいいだろう。今なら、ホームページの問題点と改善アドバイスまで提示する、「ホームページ診断レポート」を“無料”で提供中だ。

(ベンチャーファクトリーニュース 2008年1・2月号掲載)

経営者向けビジネス情報新聞「ベンチャーファクトリーニュース」の公式サイトを見る。

▽本社=東京都新宿区
▽設立=2000年2月1日
▽資本金=1億6097万円
▽問合わせ先=03-5358-4134



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