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2008/02/11

Appleの「MacBook Air」やASUSTeKの「Eee PC」など、最近モバイル向けのノートPCが注目を浴びている。

そこで今回、インターネットコムはクロス・マーケティングと共同で「モバイル機器に関する調査」によりモバイル機器に関する意識を探った。

調査対象は、10代〜50代の携帯電話ユーザー300人。男女比は男性50.0%、女性50.0%。年齢別構成比は、10代20.0%、20代20.0%、30代20.0%、40代20.0%、50代20.0%。

まず、ユーザーがモバイル機器を選ぶ際のポイントを見てみよう。回答者全員に、「モバイル機器を選ぶ際に重要だと思うポイント」を3つまで選んでもらった。
最も回答を集めたのは「重量」で61.3%(184人)。それに次いだのは、「サイズ」で53.0%(159人)。サイズよりも重量が重要視されているようだ。3番目に多かった回答は、「パソコンと同じソフトが動作すること」で28.7%(86人)であり、スマートフォンやPDAでは満足できないユーザーが3割近く存在することが分かった。MacBook AirやEee  PC、UMPCなど、モバイルパソコンの話題が盛り上がるのもうなずける結果だ。

その話題のモバイルPCについて、それぞれ認知度を調査した。まず、Eee PCから見てみよう。「台湾ASUSTeKのモバイルPC『Eee PC』をご存知ですか」との質問を行なった。
「所有している・注文済み」が0.7%(2人)、「詳しく知っている」は1.3%(4人)、「大体知っている」は5.0%(15人)、「聞いたことはある・名前だけ知っている」は7.7%(23人)。合計すると14.7%がEee PCを知っているとの結果だ。

一方、MacBook Airはどうだろう。「AppleのモバイルPC『MacBook Air』をご存知ですか」との質問を行なった。
「所有している・注文済み」は0.3%(1人)、「詳しく知っている」は3.0%(9人)、「大体知っている」は15.0%(45人)、「聞いたことはある・名前だけ知っている」は27.3%(82人)。合計すると45.6%と、半数近くがMacBook Airを知っているとの結果だ。

  MacBook Airはテレビでコマーシャルを放送していることもあり、認知度は高いようだ。しかし、ごく少数ながら、所有・注文したユーザー数はEee PCに軍配が上がったという点は興味深い。

(フジサンケイビジネスアイ 2008年2月11日掲載)
(ベンチャーファクトリーニュース 2008年5・6月号掲載)

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