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Counterpoint Research HK Limited

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カウンターポイントリサーチ (英文名: Counterpoint Research 以下、カウンターポイントリサーチ社)は、2025年ブラックフライデー期のスマートフォン米国市場におけるスマートフォン販売促進指数、US Weekly Smartphone Promotions Indexによる最新調査を発表致しました。


ポストペイド販売促進の競争は依然として激しく流動的

米国におけるブラックフライデーのセール時期は年々10月側へ前倒しされつつありますが、今年もスマートフォン販売促進でその傾向が顕著でした。Googleは、Pixel 10シリーズの初動の勢いを活かすことを狙いとして、ホリデー商戦のプロモーションが本格化する前に先手を打つ形でPixelの早期キャンペーンを展開しました。

カウンターポイントリサーチ社の「US Weekly Smartphone Promotions Index」によると、Googleはポストペイドに加え、主要小売・MVNOなど複数チャネルで、ホリデー序盤の販促パワーレースを主導しました。VerizonはGoogleのポストペイド向け施策を牽引し、下取り不要で「Pixel 10 Pro Fold」が最大1,260ドル引きとなるオファーを展開しました。また、同社の中位以上のプランで「Pixel 10 Pro XL」を下取り不要で無料にする施策も実施しています。一方、US MobileなどのMVNO事業者がPixel 10に大幅割引をかけたこともあり、11月第1週には349ドルで販売されるケースも見られました。

米国フラッグシップスマートフォン販売促進指数
ポストペイドチャネル・各社オファーの平均スコア


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNjY3MzUjNzc3NDVfUlpDamZ2TVBtdi5wbmc.png ]
出典: カウンターポイントリサーチ社 US Weekly Promotions Index

ただし、Appleもブラックフライデー直前に、Googleの高い広告投下に匹敵する“最後のひと押し”を行い、T-MobileとVerizonでiPhone 17シリーズの強力な販促を開始しました。T-Mobileは乗り換えユーザーに対し、Essentialsプランで下取り不要の「iPhone 17を4台無料」とするプロモーションを打ち出しました。

Samsungの販促も、全体的に攻勢が強まる米国ポストペイド市場の中で引き続き強力でしたが、下取り必須の条件やより厳しいプラン条件を伴うオファーの比率が高まりました。3社(Apple/Google/Samsung)とも、タブレットやスマートウォッチとのバンドル施策においてもフィーチャーされました。しかしながら、T-Mobileはバンドルにおいて、ウェアラブルとタブレットのEIP(分割払いプラン)を24か月から36か月へと延長し、この変更にて顧客をより長期間、同一キャリアに囲い込む動きとなったため、魅力度がやや低下してしまうこととなりました。

プリペイド販促はSamsungとMotorolaが主導

消費者にとっての販売促進の価値を積み上げ式に比較すると、MotorolaとSamsungが同率首位となり、TCLが3位、Appleは主要プリペイドOEMの中で4位となりました。主要OEM別の販促スコアではMetroが首位となりました。プラン帯ごとに幅広いディールを用意し、60ドル/月プランで「moto razr」を無料、40ドル/月プランで「Moto G 2026」を無料で提供しました。Moto Gと競り合う形で、「Galaxy A16」も40ドルプランで無料となりました。さらにMetroはフラッグシップ風の施策にも踏み込み、60ドルプランで「Galaxy S25」を即時割引後250ドルに設定し、また「iPhone 16e」は中位の50ドル/月プランで無料と設定していました。

米国フラッグシップスマートフォン販売促進指数
プリペイドチャネル・ブランド別の平均スコア


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNjY3MzUjNzc3NDVfdkxrVndBQUVoUi5wbmc.png ]
出典: カウンターポイントリサーチ社 US Weekly Promotions Index

Total Wirelessも販促を強化して2位に浮上しました。ブラックフライデー向けのiPhone販促においては、iPhone 13/14/16eの間で大幅ディスカウントが交互に展開されました。また、他チャネルにおいても、Samsung、Motorola、Appleのプロモーションを主軸としていました。一方でTCLは、強力なブラックフライデー販促から取り残された主要ブランドとなりました。ただし、Total Wirelessにおいては、ベースの無制限プランとセットで「TCL 50XL」「TCL Tab 10」「1年分のサービス」を99ドルで提供する魅力的なバンドルが登場し、12月に向けたプリペイドのバンドル拡大を示唆する動きとなったとも考えられます。

店舗来訪とマクロ経済への示唆

2026年のブラックフライデーは、経済状況を示すいくつかの指標を提示する一方で、端末の多くがEIP(分割払い)で購入されていることから、米国におけるスマートフォン市場がマクロ経済的圧力から比較的守られていることについての示唆も明らかにしました。T-Mobileの新CEOであるSirini Gopalan氏も、キャリアはマクロ経済指標における「炭鉱のカナリア(危険の前兆を知らせるシグナル)」ではない旨を述べています。ブラックフライデー当日の店舗来訪は、キャリアショップでも過去より人出が少なく、特に全国量販などの小売ではその傾向がより強かったようです。もっとも、キャリア各社はアプリ経由の購入比率を高め、実店舗への依存を下げてきています。また、インド、ベトナム、中国との交渉により関税がスマートフォン価格に影響しなかったことから、消費者は端末購入において目立った価格上昇の影響をまだ感じていません。加えて、多くの消費者が24〜36か月の分割払いと手厚いキャリア補助を活用している点も、購買への追い風となっています。私たちは、この強い需要は2025年第4四半期まで継続すると予測しています。


本プレスリリースに関する詳細並びに情報は、こちらからご覧いただけます。
https://counterpointresearch.com/en/reports/october-2025-handset-promotions-report

今回の発表は、チャネル情報、POSデータ、ディストリビューターアンケート調査、公開データなどボトムアップデータソースとトップダウンリサーチの組み合わせによるカウンターポイント社独自の調査方法で実施したものです。 (調査時期:2025年10月1日〜2025年11月25日)

【カウンターポイントリサーチ社概要】
テクノロジーエコシステム全体にわたる製品を専門とするグローバル市場調査会社です。世界の主要なイノベーションハブ、製造クラスター、商業センターに拠点を構え、スマートフォンOEM、チップメーカー、チャネル企業、大手テクノロジー企業など、幅広いクライアント様にサービスを提供しています。経験豊富な専門家が率いる当社のアナリストチームは、経営幹部から戦略、アナリストリレーション(AR)、市場情報(MI)、ビジネスインテリジェンス(BI)、製品・マーケティングの各分野のプロフェッショナルまで、企業全体のステークホルダーと連携し、市場データ、業界のソートリーダーシップ、コンサルティングといった幅広いサービスを提供しています。
公式ウェブサイト: https://japan.counterpointresearch.com/



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